今日の行動学の授業は、「クリッカー」を使って犬の心理を理解し
しつけに活かす授業でした
クリッカーはボタンを押すとカチッと音がする機械で
学生さんに犬になってもらい、言葉のわからない犬の気持ちになってもらって、
クリッカー担当の学生さんが、課題をクリアさせるために犬になった学生さんが
課題に近づくたびにクリッカーを鳴らし、遠ざかるとならさない・・・ということを
繰り返し、無事課題をクリアできるまで行うというものです
最初に、先生が実験台に・・・クリッカーの音だけをヒントに課題に近づいていきます
なぜかゴーちゃんも一緒に参加??
課題は天井からつりさげられたコンセントをさわるというものでしたが、
クリッカーを鳴らすタイミングがずれてしまい、コンセントの方へ手を伸ばした
ときに鳴らさなかったせいで?先生はコンセントは関係ないと理解してしまい
課題クリアまでかなりの時間がかかりました
クリッカーを鳴らすタイミングが重要なんです
と先生が強調していました
この学生さんの課題は「黒板に字を書く」こと
黒板に近づくと
クリッカー担当の学生さんがクリッカーがカチッと鳴らし、
チョークを手に取るとまたカチッと鳴らす・・・学生さんが絵を書いても
鳴らさず、字を書いたら鳴らす・・・絶妙なクリッカーさばきで?
無事課題をクリア
この学生さんの課外は少し難しく、ある地点まで行ったら立ち止まって
片足を上げるというもので
課題の地点までは行けても何をやっても
クリッカーを鳴らしてもらえず苦戦していましたが
自力でクリア
この学生さんはある学生さんと握手をするという課題でスムースにクリア
犬たちの気持ちを理解したうえで、犬を相手に挑戦です
言葉のわからない犬に、望んでいる行動をとらせるため(良い悪いを理解
させるため)、歩きながら立ち止まり、犬が目の前にお座りしたら、
クリッカーを鳴らしてご褒美(おいしいおやつ)をあげることを
繰り返します
犬たちはおやつをもらいたい一心で、どうやったらご褒美をもらえるか
一生懸命考えてあれこれと行動しています
少しずつ理解できてきた感じ
しつけをする時は、メリハリが大切で
ほめる時にはめちゃくちゃ高い
明るい声で
しかる時にはめちゃくちゃ低い暗い声で
が良いよう
このクリッカーのしつけは、1日15分を2週間くらい続けると効果がある
とのこと
ゴーちゃんはご褒美があっても難しかったですが・・・・・